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■ジャイアントパンダについて

ジャイアントパンダ

【和名】
ジャイアントパンダ
【英名】
Giant Panda
【学名】
Ailuropoda melanoleuca
【中国名】
大熊猫
【分類】
食肉目 クマ科(中国では食肉目ジャイアントパンダ科とするのが一般的)
【生息域】
中国南西部の四川省、陜西省、甘粛省の標高1300~3500m
【体の大きさ】
体長:120~150cm 体高: 70~80cm 体重: 85~150kg
【繁殖期】
野生では3月から5月にかけて。飼育下では1月から発情が始まったり、秋に交尾をしたりした例もあります。
【食べ物】
野生ではタケの幹、葉、タケノコ稀に昆虫やネズミなども捕食 。
動物園でも主食はタケ。その他にニンジンやリンゴ、さらにはパンダダンゴと呼ばれているもの。パンダダンゴはトウモロコシ粉、大豆粉、ビタミン類、ミネラルなどを水に溶いて蒸して作ります。
【生息数】
野生のジャイアントパンダは約1800頭。
飼育しているジャイアントパンダは現在400頭を超えています。この10年間で野生ジャイアントパンダの個体数は約17%増加し、これはさまざまな保護活動の成果であると考えられています。

知られざるパンダ

野生ではどのくらい生きるか明らかではありませんが、15年から20年程度だといわれています。飼育下では30歳以上に達することもあります。

ジャイアントパンダという名前が世界中に知れ渡り一躍有名になったのは1869年のことです。しかし、化石からは300万年前にはほぼ今の姿と形をして北は北京から南はベトナムあたりまで生息していたことがわかっています。また、中国においては3000年ほど前の「尚書」や「詩経」にジャイアントパンダと思われる動物についての記載があります。

パンダという名前が初めて登場するのは1825年のことです。ヒマラヤで発見されたこの動物は中型の大きさで、ふさふさとした尾とキツネに似た白い顔立ちを持つ「赤錆色」の格好の良い動物と記されています。これはまさにレッサーパンダのことです。では、その「パンダ」の語源ですが調査のために訪れた西洋人が現地の人にレッサーパンダを指して「あれは何だ?」と聞いたところ「ネガリャポンヤ(竹を食べる者)」と教えられました。この「ポンヤ」がなまって「パンダ」になったというのが一般的です。中国語の「胖的(太った)」が語源という話もあるようですが、最初に見つけたのがネパールということを考えると・・・元祖パンダはレッサーパンダだったわけですが1869年に「白と黒」のクマが登場します。どちらもタケを食べるこの2つの動物は大きい方がジャイアントパンダ、小さい方がレッサーパンダと名付けられました。

近代の動物園においてジャイアントパンダを最初に飼育したのは1936年のアメリカのシカゴ動物園です。しかし、歴史上の書物を調べていくと4000年ほど前の中国の史記「五帝本紀」や「上林賦」にはジャイアントパンダを含めた数種類の猛獣の飼育記録が記載されています。また、海外に渡ったジャイアントパンダとしては、唐(618年〜907年)の女帝である則天武后が「685年につがいのパンダ2頭と毛皮70枚を贈っており、日本書紀にも記されている」いう説があります。しかし日本書紀で該当するとされる部分の原文は「是歳、越国守阿倍引田臣比羅夫、討粛慎、献生羆二、羆皮七十枚」。「白熊」でも「生熊」でもなく「羆」。羆は現在ではヒグマを表しますが、この時代の中国においてはトナカイとされています(山海経:北山経三の巻による)。さて、この歴史ロマンの真相は如何に!!

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